大切にしていること
保育方針:受けとめる保育・支える保育・待つ保育
「こどもには育つ力がある」ということを前提とした保育を行っています。受け止めること、支えること、待つこと。この3つを大切にしており、働きはじめたら、それらに一緒に取り組んで欲しいと考えています。
こどもの自立の芽を育て、私たちも成長を目指す
大人になった時にとても大切な「自立」。こどもの育つ力を受け止め、支え、待ちながら、「自立の芽」を大切に育てることに着目しています。
自分で決められる自主性。違いを認められる社会性。命をたいせつにする慈愛の心。こどもたちの生活、行事、教育的活動の中で、さまざまな「体験」を通じて育んでいきます。そして私たちは、そのような、こどもの成長と働く保護者の方へのご支援を通じて、私たち自身も成長していく場所になることを大切にしています。
スタッフの連携と、働きやすさ
良い保育をするためには、スタッフにとっての働きやすさが重要だと考えています。また、こどもの成長を支えるためには、園長、保育士、栄養士、保護者が連携していくことが重要だと考えています。
伝統も大切ですが、ずっと同じやり方をし続ければ良いわけではありません。理念・方針を核としながら、他の園で働いたことのある人の経験も活かし、時代とともにかわりゆく地域やこどもの傾向に合わせて、常に改良をかさねていく風土を大切にしています。
ある1日の保育士の流れ
- 朝の準備
一日の予定を確認するだけでなく、各こどもへの対応、行事の準備、運営にかかわるアイディア、相談など、園長、保育士、栄養士たちが風通しよく言葉を交わします。
- 午前の仕事
-
1歳以上のクラスでは、朝の会を実施しています。午前中は戸外活動や室内活動を中心とし、こどもの安全を保ちながら、体を動かしたり、英語教室を開いたり、さまざまな遊びや体験を通じて、規則正しい生活の中で「自立の芽」を育てます。
こどもたちはお昼を食べるとお昼寝の時間になります。お昼を食べるときも、お昼寝をする時も、大切なのは、待つこと、支えること、受けとめること。自ら成長しようとするこどもを見守り、手助けしてあげることをわたしたちは大切にしています。
- 昼食
-
こどもたちがお昼寝をしている間の見守りの交代で休憩をとります。昼食は調理スタッフが作った給食です。こどもたちと同じものを自分たちもいただきます。
休憩後は、隙間の時間を利用して、保育記録などの事務作業やイベントの準備作業を進めます。連絡帳は保護者の方とコミュニケーションを円滑に行うための重要なアイテム。スタッフ間と保護者の方との連携で、こどもたちの安全と成長を支えています。
- 午後の仕事
-
行事の練習だったり、お昼寝の後にパジャマをきちんとたたむ練習だったり、こどもたちの暮らしの中にある、様々な遊びと学びを手助けします。
昨日は出来なかったことを、こどもたちが出来るようになっていく実感。元気なこどもたちですから、大変なこともありますが、保育やこどもたちの可能性を感じながら、みんなで協力して、こどもの自立の芽を育てています。